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新宿アクティビズムスタジオ(http://www.sas-actors.com)で講師主任(演技・上演稽古担当)を務める武田直樹の俳優養成の現場レポート


by takedadesu
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モノローグとアドバイス

おはようございます。
武田です。

  ☆

今回の実践クラスの演技レッスンのテーマは、
「モノローグ」
人気映画を題材にした。

映画とできるだけ同じように撮影して、
モニターチェック。
そのときにモノローグセリフを重ねてみた。

初めて体験する試みに苦戦した者も多かったが、
上映された映画という良いお手本もあり、
回を重ねるうちに対処できるようになってきた。
だが、まだまだ課題は残る。
それは次回に持ち越した。

レッスン生間で有意義なアドバイスが出るようになり
クラス全体のレベルが上がってきた。
年内はいろんなことに挑戦させていきたい。
# by takedadesu | 2013-11-04 09:55
おはようございます。
武田です。

  ☆

実技クラスの演技レッスン。
テーマは「泣かせる1」
ドラマの1シーンとして
視ている人を泣かせる演技に挑戦した。

泣きには大きく分けて2種類ある。
「かわいそう」で泣く切ない涙と、
「よかったね」で泣く報われる涙である。

今回は「かわいそう」で泣かせる切ない涙。

そのためには
視聴者をひきこみ
共感される人物を生きなければならない。
そして
視聴者を巻き込むだけの葛藤がなければならない。
あとは役の人物として
涙を流すきっかけを演じきればいい。

今年のレッスン生たちは
ひとりひとりがねらいを立てて積極的に演じてきた。
だが、
提示してきた人物が「可哀相」でない者が多かった。

モニターチェック後の2回目。
客観的にねらいを実現するためのキャラクターを創り、
生ききることで、
泣かせられた者たちがいた。

ねらいを客観的に立てて、
それを実現するためのキャラクターを創り、
しっかりと生き切れるようになってほしい。
# by takedadesu | 2013-11-03 08:00

古典落語に挑戦

おはようございます。
武田です。

  ☆

今回の実践クラスの演技レッスンは、
「落語」をテーマに、
古典落語に挑戦した。

前回、上方落語に挑戦した体験を活かして
古典落語に挑んだが、
苦戦した者が多かった。

そうした中、
上方落語で不甲斐ない出来だった谷澤くんが
今回、リベンジを果たしてくれたことは
うれしかった。

「落語」は俳優の演技力の向上に活かせる。
自主連にも向いている。
彼らの鍛錬に期待したい。
# by takedadesu | 2013-10-28 10:44

今年の弱点

おはようございます。
武田です。

  ☆

実技クラスの演技レッスン。
今回のテーマは「行動で笑わせる」

セリフがないからこそ、明確なねらいが必要となる。
言葉に頼れないこそ、空気感と絵が重要となる。

客観的に笑わせるねらいを立てて、
主観的に実現する。

笑わせられる人物と関係性を創り、
その人物を生ききって、ねらいを実現する。

今年のレッスン生たちは笑いに対する苦手意識はなく
笑わせることに積極的に取り組んでいた。
だが、
ねらいがあまりにも主観的である。
冗長で退屈。
頑張ってはいるが
ねらいの実現
「笑わせる」まで追求しきれていない。

頑張っているからで終わってしまう
今年の課題を痛感した。
# by takedadesu | 2013-10-27 07:54

上方落語に挑戦

おはようございます。
武田です。

  ☆

実践クラスの演技レッスンは、
「落語」をテーマに、
上方落語に挑戦した。

レッスンの前夜、
レッスン生たちの大半は
プロの上方落語を鑑賞していた。
その体験を活かして挑んだ。
だが、活かせた者もいれば、活かせなかった者もいる。

意識が甘いと表現につながらない。
意識が過剰すぎると崩れる。
成果につながる意識を探求していく。

次回は「古典落語」に挑ませる。
努力を表現化できるよう努めていこう!
# by takedadesu | 2013-10-21 09:11